【ボート】徳山ヤングダービーカウントダウンコラム3
「ヤングダービー・PG1」(21日開幕、徳山)
若手レーサーの登竜門-。プレミアムG1「第8回ヤングダービー」が21日から、山口県のボートレース徳山で開催される。30歳未満によって争われる頂上決戦。2020年7月から2021年6月までの勝率上位者を中心に52人が激突する。
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栄冠の行方を占う初日ドリーム戦には、勝率上位6人が登場する。出場選手は枠番順に【1】上田龍星【2】上條暢嵩【3】羽野直也【4】仲谷颯仁【5】豊田健士郎【6】野中一平。ヤングダービーの出場審査期間は2020年7月から2021年6月までだが、ドリーム出場組は近況も好調な選手が多い。
特に羽野のリズムがいい。8月に尼崎MB大賞でG2優出。続く戸田の一般戦を優勝と手腕を発揮している。徳山水面では2019年7月からV2を含む5連続優出。前回5月のG1こそ準優3着で敗れたが、相性の良さは抜群。優勝争いの中心となる。
上田も好調だ。5月以降の今期勝率は7・16で、5優出の活躍を誇る。ドリーム1号艇のアドバンテージを生かしたい。
上條は今期勝率7・35とハイレベルな走り。7月にびわこ、鳴門で連続優勝と快進撃を見せた。
ドリーム組以外では小池修平が今期8優出で優勝3回、村上遼が同7優出で優勝3回と大暴れ。村上は6月宮島のウエスタンヤング覇者でもある。
女子では高田ひかるに注目が集まる。今期勝率7・36は今回の出場選手トップのアベレージ。伸びを生かした果敢な攻めで、史上初の女子チャンプ誕生を目指す。