【POG】ワンダフルタウンの半妹ブルーグラスは25日の新潟を予定(栗東発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 重賞2勝を挙げて今年の日本ダービーにも出走したワンダフルタウンの半妹ブルーグラス(牝、高橋忠、父ドレフォン、シーオブラブ)が栗東へ入厩。25日の新潟芝1400mを福永で予定している。ゲート試験を合格した後は放牧に出して成長を促していたが、陣営の思惑通りにひと回り大きくなって戻ってきた。鵜木助手によると「兄とは違って、短距離向きのスピードタイプ。馬体は(ゲート試験合格時と比べて)20~30キロくらい増えて、とてもいい感じの体つき」と成長ぶりに目を細める。今後については「テンションが上がらないように調整をしながら、レース1週前に鞍上にまたがってもらう予定です」と話した。

 今年の小倉開催初の2歳新馬戦(3日、九州産限定・芝1200m)を制したのはシュンメキラリ(牝、牧田)。スタートはひと息だったが、仕掛けて積極的にハナへ行き、直線に入る時も手応えは十分。最後は3馬身差をつけて快勝した。次走はひまわり賞(8月28日・小倉、芝1200m)を予定している。

 同日の小倉ダート1000mは、シホノディレット(牡、杉山佳)が2番手追走からV。勝負どころでいったん手応えが悪くなりかけたが、直線に入ると鞍上の叱咤(しった)激励に応えて反応し、力強く伸びて押し切った。次走は芝のダリア賞(8月7日・新潟、芝1400m)に向かうもようだ。ちなみに約40分早く行われた函館5R(芝1200m)では僚馬のカワキタレブリー(牡)がV。3月の開業以来、厩舎初の新馬勝ちを同日に函館、小倉で決める快挙を達成した。今年の2歳世代は注目馬がそろっており、杉山佳厩舎は今後も目が離せない存在になりそうだ。(馬三郎栗東支局・塩手)

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