【マーメイドS展望】波乱必至のハンデ重賞!ソフトフルートが重賞初制覇を狙う
「マーメイドS・G3」(20日、阪神)
昨年の秋華賞3着馬ソフトフルートが重賞初制覇を狙う。前走は後方から末脚を伸ばして快勝。転厩2戦目できっちりと結果を出し、斉藤崇師は「転厩して最初の頃は体も整っていませんでしたが、毛ヅヤ、カイ食いが良くなっています」と好感触だ。G1実績もあるように昇級の壁は皆無。ハンデ戦ならチャンスは大きいだろう。
牡馬相手のメイSを快勝したアブレイズ。使いつつ状態を上げており、1週前追い切りでは新コンビの浜中を背に栗東坂路で4F49秒2の自己ベスト。今の充実ぶりなら初の阪神コースも問題はなく、2つ目のタイトル奪取も十分狙える。
重賞で3度の銀メダルがあるシャドウディーヴァも、ハーツクライ産駒らしく、5歳になってさらなる成長曲線を描いている。重賞初Vの絶好機だ。ヴィクトリアMで12着に大敗したレッドベルディエスも、ハンデ重賞なら反撃のチャンス。
他ではターコイズS2着のアンドラステや、サンクテュエール、フィリアプーラの福島牝馬S上位組も虎視たんたんと勝機をうかがっている。