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【POG】ヴィゴーレが皐月賞の権利獲りに挑戦(栗東発)

 7日の弥生賞ディープインパクト記念は、メロディーレーンの半弟タイトルホルダー(牡、美浦・栗田)が逃げ切りV。前2走は2,4着に敗れていたが、3度目の重賞挑戦で初制覇を果たし、同舞台で行われる皐月賞(4月18日、中山・芝2000m)の有力候補に躍り出た。G1のホープフルSを含む無傷の3連勝中だった1番人気ダノンザキッド(牡、安田隆)は3着。ゴール前はこの馬らしい伸びを見せてくれたが、展開のアヤもあった。この後は放牧を挟んで皐月賞を予定。ポテンシャルは素晴らしいものがあり、本番での巻き返しを期待したい。

 今週はスプリングS(21日、中山・芝1800m)とファルコンS(20日、中京・芝1400m)に有力馬を送り込む栗東・松永幹夫厩舎の馬を取り上げたい。

 スプリングSには前走のつばき賞(芝1800m)でしんがり一気を決めたヴィゴーレ(牡)がスタンバイ。レースを振り返って、松永幹師は「はまった感じはあるが、いい脚を使ってくれた」とメンバー最速の上がり3F33秒4の末脚で差し切った抜群の切れ味に目を丸くした。「これまでは位置を取りに行って前めで運んでいたが、前走の感じからも自分の位置、リズムで競馬をした方が良さそう。ケイコも動くようになってきたし、重賞でも楽しみ」と期待を寄せた。

 ファルコンSには朝日杯FS10着のモントライゼ(牡)を予定。初めて連対を外した前走については「ハイペースの逃げで、結果的に勝ち馬をアシストする形になってしまった」と分析する。レコード決着の勝ち時計1分32秒3の要因のひとつになったが、そのなかで0秒8差に踏ん張ったのは能力の高さと言っていいだろう。放牧から帰厩した姿を見て「馬体がパワフルになった」と成長を実感。「いくらか体つきに余裕はあるが、今週(1週前)はしっかりやったし、当週もやる予定でいる。千四に変わるのもプラスだし、能力的にも前走の上位馬とは逆転できると思う」と力を込めた。

 また、13日の中山3歳1勝クラス(芝2000m)に出走するマイプレシャス(牡)も期待の大きな一頭。「前走は結構メンバーがそろっていたなかで、いい勝ち方だった。血統的に大きな舞台で走らせたい馬だし、ケイコも動いている。1勝クラスのここは決めたいところ」と昇級戦+2カ月ぶりでも、手応えは上々だ。

 6日のチューリップ賞で1着同着だったエリザベスタワー(牝、高野)は桜花賞(4月11日、阪神・芝1600m)へ。師は「馬も厩舎スタッフも騎手もよく頑張ってくれた。同着でも勝てたのは大きかった」と安どの表情。「まだこれからの馬だけど、引き続き川田Jが乗ってくれる予定になっているし、次も楽しみ」と本番でのさらなる成長を期待した。

 7日阪神のアルメリア賞(芝1800m)を制したオヌール(牝、友道)はオークス(5月23日、東京・芝2400m)路線になるもよう。師は「まだ真剣に走っていない感じ。距離が延びて良さそうだし、ひと息入れて、オークストライアルのどこかを考えている」と話した。(馬三郎栗東支局・塩手)

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