【東京シンデレラマイル】村神様はサラーブを信頼「同斤なら巻き返しがあって当然」

 「東京シンデレラマイル・S3」(30日、大井)

 デイリー盃ロジータ記念の1、2着馬ルイドフィーネ、アクアリーブルの素質ある3歳馬の参戦で、にぎやかな一戦になるが、昨年の雪辱に燃える5歳馬◎サラーブが先輩の意地を見せる。

 その昨年は2番人気で6着。とはいえ、勝ったローレライからは0秒1差。6頭がほぼ横一線になだれ込んだ接戦にわずかに遅れたが、3角手前から外めを押し上げ、直線ではいったん先頭をうかがうレース内容。長い脚を使った。

 JRA3勝(ダート2勝)で、昨年の秋に南関東入り。兄に2019年阪神大賞典をはじめ、芝G2で3勝したシャケトラがいる血統だ。名古屋へ遠征した3走前の秋桜賞を、8馬身差で初の重賞勝ち。前々走のレディスプレリュードでは地方所属馬最先着の5着。交流重賞ではまだ力不足の感も否めないが、地方馬同士なら上位の力を持っているのは確かだ。

 前走のシンデレラマイルトライアルでは、マイペースで逃げた。斤量で2キロ差あったダノンレジーナをとらえ切れず2着だったのは、間隔があいてプラス7キロの馬体も影響したか。それを使われた今回は、斤量も1キロ減量された56キロで、前走の勝ち馬と同斤で戦える。巻き返しがあって当然だろう。

 どこからでも動ける自在性は魅力十分。ここはメンバー的にも、ある程度ペースが流れそう。今年も南関東のリーディングを独走する主戦・森泰斗が、南関東での重賞初Vへと導く。(10)の単勝。(デイリースポーツ・村上英明)

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