【有馬記念】アーモンドアイ 絶好9番ゲット ルメール笑顔「いいポジションとれる」
「有馬記念・G1」(22日、中山)
公開枠順抽選会が19日、都内のホテルで行われた。枠番抽選開始から10番目、スペシャルプレゼンターである松坂桃李がアーモンドアイと書かれた紙を引いた瞬間、場内の雰囲気が一変。真打ちの登場に、会場に集まったファンから歓声が上がった。
名前を呼ばれ、ゆっくりと壇上に上がったルメール。抽選器に右手を伸ばしてから、じっくりと吟味して選んだボールの中に入っていた紙には、「9」の数字が描かれていた。
5枠9番。番号を確認したルメールは「すごくいい枠。大丈夫!スタートによるし、ペースにもよるけど、この枠ならいいポジションが取れる」と自然と笑顔に。初の中山芝2500メートル戦についても、「全く心配はしていません。アーモンドアイは乗りやすい馬。どのコースでも走れます」と改めて問題なしを強調した。
抽選前に「2500メートルもあるので枠番はそこまで大事ではないです。一番内と一番外はあまり良くないですけど、別のナンバーだったら大丈夫」と語っていたように、実力No.1と信じるアーモンドアイにとって、枠は大きな問題ではなかった。それでも、能力を出し切るには申し分のない枠を素直に喜んだ。
決戦まであと2日。戴冠に向けての準備は着々と進んでいる。初となるグランプリの舞台で、現役最強牝馬がどんなパフォーマンスを見せるのか、注目だ。