【ボート】桐生チャレンジカップカウントダウンコラム2

 「チャレンジカップ・SG」(19日開幕、桐生)

 ボートレース桐生は阿佐美沼をコースとして使用して、水質は淡水。全国24場のうち、最も北に位置する。標高が高いために気圧が低く、出力は弱め。出足はつきにくくなるため、インは決して有利ではなく、今年8~10月までの3カ月間でインの1着率は48・1%にとどまっている。

 冬から春にかけては「赤城おろし」と呼ばれる強烈な北風(追い風)が吹き荒れるが、チャレンジカップが行われる時期なら、風の影響は少なさそうだ。また、ピットから2Mまで165メートルと長く、進入争いにも注目が集まる。ピット離れの成否を含めて、いかにエンジンパワーを引き出せるかが鍵を握る。

 現行エンジンは昨年12月27日から使用開始。使い納めの時期が近づいており、相場は完全に固まっている。

 29、37号機がツートップを形成している。29号機は2連対率がトップで常に上位級になる。レース足、伸びがいい。37号機も直線系が良く、回ってからの足も仕上がる。

 ほかでは24号機が出足、回り足がいい。74号機は伸びが強力だ。急上昇しているのは48号機。9月に前本泰和、10月に松本晶恵が優勝。出足に特徴があり、数字以上の力を秘めているだけに侮れない1機だ。

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