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【競輪】脇本勇希、目指す兄貴超え 東京五輪メダル候補・雄太の弟7月デビュー

 7月に各地でデビューを迎える115、116期の新人選手を特集する。注目は脇本勇希(20)=福井・115期・A3。兄は自転車競技で東京五輪の金メダル獲得を目指す脇本雄太だ。他にもS級レーサーの南潤を兄に持つ南蓮(和歌山)や、ガールズ在校1位の山口伊吹(長崎)、同2位の鈴木樹里(愛知)など将来性十分の新人をピックアップした。

 競輪界最強のDNAを受け継ぐ脇本が7月にプロデビューを果たす。兄の雄太は昨年G1V2、今年に入ってからも5月のG1・日本選手権(松戸)で圧巻の完全優勝。自転車競技でもワールドカップで優勝を果たし、20年の東京五輪でもメダル候補に挙げられる競輪界No.1レーサーだ。

 9歳下の弟・勇希も自転車競技では国体のケイリンで2位に入るなど実績を残し、昨年5月に日本競輪学校(現日本競輪選手養成所)へ入学。在校成績こそ目立たなかったが、学校時代の第1回記録会ではA評価を獲得してエリートクラスに選抜された。「最初はダッシュ型に近かったけど、今は地脚。学校時代はウエートトレで付けたパワーをどう自転車に伝えるかを試していた。それなりにうまくいったと思う」と学校時代を振り返る。

 卒業後は、かつてのG1覇者で、兄と並び福井のレジェンドレーサーと称される市田佳寿浩(76期=引退)から指導を受けて「持久系、ペースで駆けていく走りを意識している」と先行を強く意識して汗を流している。

 「小学校の時に兄のレースを見て競輪選手になろうと思った」と兄の走りに心を動かされて志した競輪選手への道。もちろん「G1で先行して優勝しているし、ダービー(日本選手権)でも優勝している」と今でも憧れの存在だ。ナショナルチームに在籍する兄との交流は少ないが「今は兄がすごい活躍をしていて比べられるけど、精いっぱい頑張る。2周逃げ切れる選手になりたいし、先行でグランプリを勝ちたい」とアピール。

 村上義弘、博幸(ともに京都)など兄弟で活躍する競輪選手は多いが、脇本兄弟が最強ブラザーズになる可能性は十分にある。世界の舞台で活躍する兄に追い付くのはもちろん、いずれは追い抜き、令和を代表する選手を目指す。

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