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【競輪】中川、今年G1V2!不惑迎え充実期「ワッキーのおかげ」

 「高松宮記念杯・G1」(16日、岸和田)

 中川誠一郎(40)=熊本・85期・S1=が脇本雄太の打鐘前7番手からカマシ先行に乗って最終4角一気に踏み込んで優勝。2月全日本選抜(別府)に続き、今年2回目、通算3回目のG1制覇。優勝賞金2890万円(副賞含む)を手にした。2着には最終ホームからまくり上げた新田祐大、3着には脇本-中川後位を追走した小原太樹が入った。

 7日に40歳になったばかりの中川が盟友・脇本の番手から抜け出して、3個目のG1タイトルをゲットした。

 「ワッキー(脇本)のおかげ。カマシの掛かりはすごく良かった。3番手に小原まで付いてきていたし、ワッキーのスピードならまくられないと思ったけど、新田君が迫ってきていたので出るしかなかった」と判断よく最終4角から自転車を外に持ち出して、新田のまくりを封じた。

 過去2回のG1優勝は単騎戦。しかし今回は頼もしいパートナーと決勝に臨んだ。脇本とは16年のリオデジャネイロ五輪に一緒に出場。ナショナルチーム合宿では同室になることが多く、2人が大好きなビールを飲み明かす仲だ。普段から検車場で「ワッキー」「誠ちゃん」と呼び合って、冗談話で盛り上がる。レースでも意思疎通はバッチリだった。

 今年は2月のG1・全日本選抜(別府)を優勝してグランプリ出場を早々に決めたが、近況は逆に集中力を欠く競走が続いていた。それでも今開催は、後輩の松岡貴久が「今回の誠一郎さんは夕食のとき、薄めのハイボールで調整していた」と話すように大好きなアルコールを極力控えて結果を出した。

 「今回は体力、技術、精神力がかみ合った。自分は心の問題。デビューして20年、自力で頑張った。あと5年は恵まれたいし頑張ります」と気合を入れる。不惑を迎えて充実期に突入した中川。オールスター(名古屋・8月14~18日)でのG1連続Vを目指して突き進む。

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