【ボート】毒島断然のV候補!地元のエース・浜野谷が阻止する

 初日ドリーム1号艇の浜野谷憲吾
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 「関東地区選手権・G1」(15日開幕、平和島)

 ボートレース平和島で「G1・第64回関東地区選手権」が、15日から6日間の日程で開催される。群馬、埼玉、東京の各支部からA1レーサーたちが集結し、関東チャンプの座をかけて戦いを繰り広げる。シリーズの行方を占うドリーム戦は初日12R「トーキョー・ベイ・ドリーム」、2日目12R「ピースター・ドリーム」の2本立て。初日は東京支部のエース・浜野谷憲吾、2日目は昨年SG2冠の毒島誠が1号艇で登場する。また、関東3支部の次代を担う関浩哉、佐藤翼、永井彪也ら若手レーサーの活躍にも期待がかかる。

 優勝候補の筆頭は毒島だ。2018年は7月のオーシャンカップ(若松)、8月のメモリアル(まるがめ)を制してSG2冠。その間には平和島の周年を優勝。夏場から勢いに乗って、賞金バトルでトップを快走し続けた。最終的に賞金王の座はつかめなかったが、年末のグランプリ(住之江)では優勝戦2着。昨年のボート界を席巻した。今年に入ってからも桐生の正月開催で優勝。9走して8勝、3着1回と実力の違いを見せつけた。2回目の平和島G1制覇、自身初の関東地区選Vへ向けて躍動する。

 もちろん、地元のエース浜野谷も黙っていない。ホーム水面の平和島は、正月開催を優勝したばかり。「地区選へ向けて、何か材料になる物を見つけられれば」と臨み、最高の形でリハーサルを終えた。昨年は6月にまるがめ周年、10月に高松宮記念(住之江)でG1優勝を飾って完全復活。まずは初日ドリーム1号艇で逃走を決めて、11年以来の関東チャンプ奪還を目指す。

 17年のグランプリ覇者、桐生は地元・戸田の正月開催で9連勝の完全V。こちらも最高のスタートを切った。平和島水面は16年5月に周年を優勝。直前のとこなめ周年で切ったFは痛いが、2回目の地区選制覇へスピードを発揮する。

 底力は山崎だ。昨年10月の児島周年を制して以降は優出できていないが、SG11冠に加えてG131回優勝の猛者。3回目の地区選Vを狙う。

 長田は2節前に当地で一般戦V。調整のアドバンテージも見込めるだけに、昨年1月以来となる平和島G1制覇の期待がかかる。

 勢いでは若林が目立つ。2節前に江戸川周年を優勝。近況は優出ラッシュで充実ぶりが光る。中沢も近況好調。一般戦とはいえ今期優勝3回を誇る。昨年V7の山田、攻撃力のある中田も好走しそうだ。

 女子では松本が注目を集める。昨年末に平和島開催のクイーンズクライマックスを優勝。16年末にも当地開催の同タイトルを制しており、平和島ではG1優勝2回。相性抜群の水面で男子選手に立ち向かう。

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