【ボート】東都のエース・浜野谷完全復活だ!江戸川周年V3狙う

 「G1・江戸川大賞」(25日開幕、江戸川)

 ボートレース江戸川の開設63周年記念「G1・江戸川大賞」は25~30日までの6日間の日程で開催される。2018年のグランプリ優勝戦でワンツーだった峰竜太、毒島誠が出場。地元勢では、昨年は8年ぶりにグランプリ出場を果たした浜野谷憲吾らが立ちはだかる。また、平尾崇典、岡村仁、茅原悠紀といった江戸川巧者にも注目だ。

 好調モードに突入した浜野谷が、3回目の江戸川周年Vを見据える。昨年は6月のまるがめ周年記念で3年ぶりにG1優勝。10月にも住之江で高松宮記念を制覇。東京支部のエースとして、完全に復権を果たした。

 2018年は一般戦も含めて優勝5回。その戦いぶりを「記念を優勝して、ガラッと流れが変わった」と振り返る。「あとで数えてみたら9回も優出していてビックリした。それで優勝しているのは1号艇だけ。やるか、やらないかの一年だった」と笑う。年末には8年ぶり12回目のグランプリ(住之江)出場。「楽しめたね。やらなきゃいけないという気持ちになる。いい舞台」と頂上決戦で改めて刺激を受けた。

 2019年の抱負を「昨年よりもいい年にしたい」と話す。その言葉通り、地元の平和島で正月開催を優勝。ターン回りを仕上げて、予選トップ通過から最後はイン逃げで締めくくり、今年初戦を飾った。

 前節の芦屋周年記念を経て、今回は地元の江戸川水面でG1獲りに挑む。江戸川での前回優勝は16年8月の一般戦までさかのぼるが、通算V15回と得意にしている舞台。G1でも05、15年に周年記念、11年には関東地区選手権を制覇。さらに13年にはMB大賞でG2優勝と、今節の出場メンバーでは断然の実績を誇る。

 目指すは3回目の江戸川周年制覇。G1タイトルを早々に手にして、来年にホーム水面の平和島で開催されるSG・クラシック(20年3月17~22日)の出場権も獲得したいところだ。

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