【ボート】グランプリの枠番抽選は今後も残してほしい

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 年末の大一番のSG・第33回グランプリは、夏場過ぎから低調が続いていた87号機を復活させた峰竜太が深インから逃げ切り快勝。初めての賞金王、そして黄金ヘルメット獲得に涙を流していた姿には、こちらももらい泣きしそうになった。旋回技術は毒島誠、桐生順平と並んでボート界屈指。今後もSG制覇を量産していくのは間違いないだろう。

 そんなグランプリはいろんな意味で大成功を収めた。グランプリ応援団を務めた氣志團に、インスタグラムのフォロワー数が国内1位の渡辺直美がトークショーを行ったことで場内は大盛況。ボートレース住之江は連日のように人でごった返していた。舟券の売上額も上々。当初の売上目標額は155億円だったが、予想を大きく上回る169億6434万4300円。ひと昔前の売上額に近づきつつある。

 19年もボートレース住之江でグランプリが行われる。18年と違うのは初のナイター開催になること。新聞記者としては最終レースが何時になるのかなど悩ましい面もあるが、成功のお手伝いができればと思っている。

 ナイターとなり、いろいろと制限が出てくるだろうが、できれば残してもらいたいのは枠番抽選。12R払い戻し確定から番組確定までの時間は、1stステージ2回戦の抽選時(12月19日)が20分。2ndステージ3回戦の抽選時(同月22日)が17分と思ったよりも手間を取っていない。短縮できる部分もあるだけに、もう少し早くなる可能性を残している。白玉を誰が手にするかの抽選は、選手もそうだが見ている記者やファンもワクワクする。グランプリの見どころの一つとして、ぜひとも残してもらいたい。(ボート、競輪担当・高谷和宏)

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