【JBCS展望】地方代表・キタサンミカヅキがJRA勢を撃破だ

 「JBCスプリント・Jpn1」(11月4日、京都)

 注目は目下3連勝と勢いに乗る船橋所属のキタサンミカヅキ。前走の東京盃では直線内から鋭い伸び脚を披露。ゴール直前で2着馬をきっちりとらえて、レース連覇を達成した。傾向的にはJRA勢優位だが、最重要ステップVに加え、中央在籍時にコース経験があるのは強調材料。07年フジノウェーブ以来の地方馬による戴冠も十分ありそうだ。

 逆転候補は東京盃2着のネロ。最後は勝ち馬の決め手に屈したが、2番手からいったんは完全に抜け出す勝ちパターン。首の上げ下げでわずかに敗れたものの、高い評価が与えられる。芝のスプリント重賞2勝の快速馬ではあるが、昨年の当レースもタイム差なしの4着に粘っており、ダートでの実力も証明済み。自分の型に持ち込めれば勝機も。

 スプリンターズS5着からの参戦となるレッツゴードンキ。芝のスプリントG1でトップクラスの力を誇示してきたが、ダートでも16年JBCレディスクラシック2着、今年のフェブラリーSでも5着と、適性は十分。母マルトクは京都ダート1200メートルで2勝、2着3回。血統的にも当舞台が合う公算が高く、15年桜花賞以来のG1制覇に期待が高まる。

 他では、コリアスプリント・韓国G1を制した16年フェブラリーS覇者モーニンや、東京盃は1番人気で4着に敗れたマテラスカイも巻き返しへ虎視たんたん。混戦だけにどの馬にもチャンスはありそうだ。

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