【ボート】地元の総大将・吉川元浩が気迫の走り見せる GP出場へ賞金加算だ

 「尼崎センプルカップ・G1」(24日開幕、尼崎)

 ボートレース尼崎の開設66周年記念「G1・尼崎センプルカップ」は、24日から6日間の日程で開催される。地元エース・吉川元浩をはじめ、6月のSG・グランドチャンピオンを制した白井英治や、峰竜太ら豪華メンバーが集結。V争いは混戦を極めそうだが、今回は地の利がある地元勢から藤岡俊介(35)=兵庫・94期・A1=、稲田浩二(33)=兵庫・94期・A1=、小坂尚哉(31)=兵庫・94期・A1=の94期トリオをピックアップ。地元G1への意気込みを聞いた。

 夏のセンタープールにスターレーサーが集結する。V争いを盛り上げるのは大挙11人が参戦する地元兵庫勢だ。中でもやはり吉川に注目が集まる。5月に行われた当地SG・オールスターではベスト6入りを決めるなど気迫の走りを見せた。その直後の福岡周年も5コースからまくり差しで快勝。09年以来、久々のグランプリ出場が見えてきているだけに、地元G1で賞金加算を狙う。

 吉川撃破を狙うのは白井と峰だ。白井は6月の地元徳山でのSG・グランドチャンピオンを制し、目下賞金ランクトップを快走中。オールスターでも優出の実績があるなど、水面実績も確か。近況のリズムは断トツだけに力強い走りでVを狙う。

 峰は直前のSG・若松オーシャンカップで予選トップの活躍も準優で敗退。ファン投票1位に選出された当地オールスターでも道中待機行動違反と不良航法で減点14。減点がなければ予選トップ通過の得点を稼いでいただけに、今回リベンジを果たし近況の悪いリズムを拭い去る。

 またSから攻めて出る菊地に、さばき確かな池田、田中もV争いは十分。今村は緩急自在のハンドルで上位進出を狙う。直前のオーシャンカップで優出した丸岡、土屋もリズム良く乗り込んでくるだけに侮れない存在だ。

 またFのペナルティーにより記念戦線から離れていた太田と瓜生が今回からG1戦線に復帰。SG覇者としての巧さばきを遺憾なく発揮し、ファンに復活をアピールしてくれるだろう。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス