【ボート】若松オーシャンカップカウントダウンコラム6

 「オーシャンカップ・SG」(11日開幕、若松)

 話題のホープ、羽野が4回目のSG舞台に挑戦する。

 昨年末のグランプリシリーズ(住之江)でSG初出場。今年は3月のクラシック(浜名湖)、5月のオールスター(尼崎)と大舞台を経験してきた。今回のオーシャンカップは、成長ぶりを証明するための戦いになる。

 一躍、全国区に名前を知らしめたのは、昨年10月の大村周年記念。2コース差しで優勝して、平成生まれ初のG1ウイナーとなった。22歳6カ月でのG1制覇は、同県の先輩にあたる瓜生正義の22歳4カ月に迫るスピード記録だった。この活躍もあり、2017年の最優秀新人選手にも選出された。

 年末のグランプリシリーズ4日目にはイン逃げでSG初1着の水神祭。「SGがどんな感じなのか経験できた。福岡支部の先輩たちに少しでも近づけるように頑張りたいし、地力をつけたい」と、さらなる飛躍を誓っていた。大村周年記念を制した際にも「SGでも通用する力をつけたい」と大舞台を意識。視線は常に頂点を見据えている。

 若松では正月開催、2月のG1・九州地区選と2節連続で優出中。好成績を残している水面だ。クラシックでも、オールスターでも予選を突破してきただけに、地元地区の若松ではさらなる活躍を期待できる。もう一つ上のステージへ、ボート界注目の新星が駆け上がる。

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