【ボート】若松オーシャンカップカウントダウンコラム2
「オーシャンカップ・SG」(11日開幕、若松)
若松でオーシャンカップが開催されるのは2013年以来7回目。全国24場の中で最も多くオーシャンカップを開催しているレース場だ。
若松は通年でナイター開催。水質は海水で、2Mの後方から潮が出入りしている。もちろん潮の干満があり、満潮時はインが有利、干潮に向かう時間帯ほど、まくりが決まりやすい傾向がある。
17年7月から18年6月までのイン1着率は57%。インの信頼度は高く、これは夏季に限定しても大きく変わりはない。続いて2コース15%、3コース10・5%と外へ向かって順番に1着率は下がっていく。2着率は2コースが最も高く、3着率は3コースが高いことからもコース別での特徴は少ない水面だといえる。
エンジンは昨年12月に更新された。エース機は16号機で優出6回、優勝2回と実績こそ突出していないが、57%と圧倒的な2連対率を誇る。次に50号機も優秀。2連対率45%と高く、6月24~27日のデイリースポーツ杯では、地元の塩田北斗を優勝に導いた好調エンジンだ。
ほかでは36号機、43号機がそれぞれ1分46秒台の3周タイムを記録しており素性がいい。30%台のエンジンでは32号機が優出6回、優勝2回と好成績を残しており軽視は禁物だろう。