ノーブルスピリット 規制薬物を検出 中内田師に過怠金30万円

 3月24日の阪神5R3着馬ノーブルスピリット(セン3歳)の検体を理化学検査した結果、規制薬物の一種である「デキサメタゾン」が検出されたことが判明。日本中央競馬会競馬施行規定第147条第14号に該当するため、JRAは管理する中内田師に過怠金30万円を課した。

 規制薬物は主に治療目的に使われるもので、競馬法に定められた禁止薬物のような競走能力への影響はない。ただ、馬の福祉および事故防止の観点から、その影響下にある馬の出走は禁止されている。

 デキサメタゾンは消炎効果を目的とした治療薬で、筋肉痛などの緩和に使われることがある。一般的には投与後4日間は確実に検出されるが、関係者から事情を聴取した結果、今回のケースでは約6日たっていた。30万円の過怠金は「不注意のレベル」という。

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