【阪急杯】レッドファルクス貫禄見せる 本番へ無理せず1400メートルで始動

 「阪急杯・G3」(25日、阪神)

 秋春スプリントG1制覇へ向け、17年の最優秀短距離馬レッドファルクスが登場する。始動戦として選んだのは、関西へ遠征しての1400メートル戦。尾関師は「1200メートルと1400メートルでは、どちらかと言えば1400メートルの方が楽に走れるし、本番に向けて、無理せずに送り出せると思うので」と経緯を明かす。

 17年秋のマイルCS8着以来の実戦。1月末から時計を出し始め、1週前は美浦Wで、ステイパーシスト(5歳1600万下)と併せ馬。5Fで1秒6追走すると、直線では鞍上のゴーサインに瞬時に反応し、0秒2先着した。指揮官は「時計的にも問題なく、動きも良かった。無理をしないで、ある程度長めから、それなりにやれたからね」と満足そう。

 “最優秀短距離馬”は欲しかったタイトルだ。16年はスプリンターズSを制したものの、選出されたのはミッキーアイルだった。17年はタイトル獲得を目標に、史上3頭目のスプリンターズS連覇を果たし、悲願をかなえた。

 迎え撃つ立場で臨む前哨戦だが、陣営には心配な点が一つある。「昨秋と変わりはないけど、年齢的には挑戦者ですよ」と謙虚に話す。本番へ向け、一抹の不安を吹き飛ばすためにも、ここは勝って王者の貫禄を見せつけるだけだ。

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