アルアイン 皐月賞Vから一夜 激走後も元気「いつも通り」

 皐月賞を制したアルアイン(牡3歳、栗東・池江)は、17日午前2時半に栗東へ帰厩。音瀬助手は「いつも通りの(レース後の)感じですよ」と言いながら、愛馬の無事な姿に胸をなで下ろした。

 ゲートに付き添ったため、レースはバスの中のラジオで聞いた。「電波が悪くて何が何だか分からなくて…。バスから降りるあたりで“アルアイン!”という声が聞こえて、松山くんが最後に上がってきたから、勝ったと分かりました。彼が結構、泣いてたので、もらい泣きしてしまいました」と、自身にとっても初のG1制覇の感動を語った。

 次走はもちろん、ダービー(5月28日・東京、芝2400メートル)。「本当に乗りやすい馬。距離は持ちそうな感じがします」と2冠制覇を見据えていた。

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