武豊と福永が１３日、大阪市内でＭＢＳテレビ「戦え！スポーツ内閣」（水曜、後１１・５８、関西ローカル）の収録に参加した。

　番組では武豊が木馬を使って自らの騎乗スタイルを実演。ともに出演した福永も興味津々で、出演者の武井壮を介して熱心に“取材”するシーンも。キズナで制した１３年ダービーやオグリローマンの９４年桜花賞と、過去の会心のレースをセルフ解説。サッカーの三浦知良らから、ＶＴＲメッセージも届いた。

　競馬界の天才は「あんまり人前で木馬に乗ることはないんだけど、ついつい。メッセージはうれしかったですね」と笑顔。「競馬をあまり知らない人にも見てもらって、良さが伝われば」とＰＲした。

　週末の皐月賞は、武豊のダンビュライトが５枠１０番、福永のカデナが２枠４番に決定。収録後、取材に応じたユタカが「年男の年は、勝っているみたいだしね（９３年ナリタタイシン、０５年ディープインパクト）。雨っぽいし、枠もいいと思う。一発狙っていきたい」と意気込めば、ユーイチも「当たったところで考えようと思っていた。内で偶数だし、いいんじゃないかな。先行馬が外に入っているし、最初の１コーナーまでのポジションの取り方が大事だね」と、好走のポイントを挙げた。

　なお、番組の模様は２６日に放送される。