「ジャパンＣ・Ｇ１」（２５日、東京）

　大一番を前にリラックスした姿を披露した。５冠馬オルフェーヴルは、２４日の午後１時前に僚馬トーセンジョーダンなどとともに東京競馬場へ到着。黒いメンコ姿で引き運動を開始すると「気分が良さそうだったので」（森澤助手）と、じっくりと約１時間、厩舎地区を周回し体調を整えた。

　ゆったりとした脚取りで、昨年のダービー制覇以来の府中にも戸惑う様子はない。「いつもの感じですよ」とうなずく。フランス遠征帰りで宝塚記念以来の国内戦となるが、特に調整法を変えることもなく、自然体で挑む。“力が出せる状態か？”と問われて「そう思いますね」と言い切った仕上げ人。強さを見せつけて６冠目を手にする。