侍ジャパン最大の敵、米国は逆転勝ち2連勝 昨季本塁打王が決勝弾 ジャッジはスコアボード破壊打 スクバルまさかの先頭初球弾被弾も力の差見せつける

 「WBC・B組、米国9-1英国」(7日、ヒューストン)

 米国が逆転勝ちで2連勝。四回までリードを許す展開だったが、力の差を見せつけた。

 前日のブラジル戦で4番だったシュワバーを1番に、5番ブレグマンを2番に置き、控えだったスミスやヘンダーソンらをスタメンで起用。打線を大幅に入れ替えて臨んだ試合はまさかの幕開けとなった。

 先発の2年連続サイ・ヤング賞左腕スクバルが初回、先頭打者に初球弾を浴びる。昨季はレッドソックスで3本塁打だった29歳イートンに高め直球を左中間席へ運ばれ、先制点を許した。

 いきなり追う展開となった米国は四回まで無得点。二回2死一、三塁の得点機には8番クレメントが三遊間へのゴロ打球にヘッドスライディングを見せたが、敵軍三塁手の好守に阻まれた。

 1試合のみの登板が決まっているスクバルは、被弾後は実力通りの投球で1安打無四球、5三振。3回1失点、41球でマウンドを降りた。

 依然として1点を追う五回。重苦しい空気を一掃したのは昨季本塁打王だ。クロウアームストロングの適時二塁打で同点に追いついた直後の打席で甘く入った内寄りカットボールにバット一閃。飛距離130メートルの豪快2ランでチームに勝ち越し点をもたらした。打者10人で5点を奪い、流れを変えた。

 六回には無死満塁の絶好機にブレグマンが犠飛で加点。ここまで3打席無安打だった主将ジャッジが左翼フェンスのスコアボードを破壊する弾丸ライナーで7点目を奪い、スミスの犠飛でリードを広げた。

 この日はウィット(ロイヤルズ)の代役を務めた遊撃ヘンダーソンが4安打2打点の活躍。投手陣は4人の継投で二回以降を無失点に抑えた。

 米国は前回、23年の第5回大会で日本に決勝で惜敗。17年の第4回大会以来の覇権奪回を目指す今大会は日本とともに勝ち進めば、決勝で顔を合わせる。

 ▽米国代表のラインアップ(昨季成績)

1番・DH シュワバー(フィリーズ)    打率・240 56本塁打 132打点 OPS・928

2番・三塁 ブレグマン(カブス)      打率・273 18本塁打  62打点 OPS・822

3番・右翼 ジャッジ(ヤンキース)     打率・331 53本塁打 114打点 OPS1・145

4番・一塁 ハーパー(フィリーズ)     打率・261 27本塁打  75打点 OPS・844

5番・捕手 スミス(ドジャース)      打率・296 17本塁打  61打点 OPS・901

6番・遊撃 ヘンダーソン(オリオールズ)  打率・274 17本塁打  68打点 30盗塁 OPS・787

7番・左翼 アンソニー(レッドソックス)  打率・292  8本塁打  32打点 OPS・859

8番・二塁 クレメント(ブルージェイズ)  打率・277  9本塁打  50打点 OPS・711

9番・中堅 クロウアームストロング(カブス)打率・247 31本塁打  95打点 35盗塁 OPS・768

   投手 スクバル(タイガース)      13勝6敗 防御率2・21

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