【JC】ダーク馬体絞った!豪脚復活だ

 「ジャパンC・G1」(25日、東京)

 品のいい栗毛が、朝もやのなかに浮かび上がった。23日のダークシャドウは美浦Wをキャンターで調整した。ピカピカの馬体は周囲のどの馬よりもよく栄える。天皇賞・秋を上回るピークの状態で出走態勢を整えた。

 札幌記念から2カ月以上も間隔があいた前走は8キロ増の516キロ。木曜発表の調教後馬体重は前走と同じだった。橋本助手は「前走の中間はずっと530キロで推移してプラス8キロ。ちょっと太め残りだった。この中間は520キロで推移しているし、輸送減りする馬だから前走より10キロくらい絞れると思う」とシェイプアップの課程を説明する。

 天皇賞では追い出してからの伸びが、この馬本来のものではなかった。「体が締まって切れ味が出てくれば、いい勝負になる。瞬発力勝負でも見劣りはしませんよ」。徹底先行型が不在だけに、直線でヨーイドンの競馬になってもおかしくはないメンバー構成。510キロを切る馬体なら、昨年の毎日王冠で記録した上がり3F32秒7の豪脚がよみがえるはずだ。

 2Fの距離延長が鍵だが「得意の府中だし、そんなに心配はしていません」ときっぱり。初体験のスタンド前発走も「偶数枠の5枠10番ならいいところ」と後入れの枠がプラスに働きそうだ。相手関係はさらに強化されるが、上積みは十分。府中巧者が反撃に出る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス