【セントライト記念】蛯名重賞100勝

 「セントライト記念・G2」(17日、中山)

 JRA史上6人目、現役では武豊、横山典に続く3人目の大台をついにクリアしてみせた。フェノーメノでセントライト記念を制し、蛯名がJRA重賞通算100勝目(うちG1・18勝)を達成。5月27日に目黒記念のスマートロビンで大手をかけてから、15回目のチャレンジで決めた。

 「リーチがかかってからなかなか勝てずにいたが、いつかは到達できると自分に言い聞かせながらやってきた」。87年のデビューから要した月日は25年6カ月17日。92年フェブラリーH(ラシアンゴールド)での初Vを皮切りに、一昨年にはアパパネで3歳牝馬3冠を達成するなど、コツコツとタイトルを積み重ねてきた。熟練の技、的確な手綱さばきはここにきて磨きがかかっている。

 「これで終わりではない。自分よりも勝っている同期(武豊=史上1位の275勝)や先輩方もいる。追いつけるように頑張る」。衰えを知らない負けん気も原動力に、さらなる飛躍を誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス