【6月9日のあんぱん】第51話 妻夫木聡演じる八木上等兵登場!過酷な軍生活を送る嵩の心の支えに
【先週のあらすじ】
草吉(阿部サダヲ)が去り彼の戦争の記憶を知ったのぶ(今田美桜)は言葉を失う。戦争の激化で朝田家は乾パンだけを納品。軍用への改修のため船から戻った次郎(中島歩)は愛用のカメラをのぶに託し航海へ。製薬会社に勤める嵩(北村匠海)にも赤紙が届き高知へ。壮行会に現れ死んだらだめと叫ぶ登美子(松嶋菜々子)、のぶは憲兵に連行されそうになる。嵩は母の非礼を詫び出征の決意を述べた。
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嵩は高知連隊から小倉連隊に転属する。新兵教育係の馬場(板橋駿谷)たち先輩兵士の厳しい指導の下で過酷な軍生活が始まり、ここでやっていけるのかと暗い気持ちになる嵩。その中で、嵩の世話係である八木上等兵(妻夫木聡)だけは、厳しいながらも決して殴らず、古兵たちとも一線を引いていた。
朝ドラ112作目の「あんぱん」は今年放送100年を迎えたNHKが送る、愛と勇気の物語。「アンパンマン」の作者やなせたかしの妻・暢がモデルのヒロイン、のぶ役にオーディションで3365名の中から選ばれた今田美桜。後に夫となる嵩(たかし)役を北村匠海が演じる。脚本は、ドラマ「ハケンの品格」、朝ドラ「花子とアン」など多数の実績を持ち、生前のやなせたかしと交流のあった脚本家・中園ミホがフィクションとして描き出す。