「テレビ×ミセス」は“令和のスマスマ” 山田美保子氏コラム

 【山田美保子のミホコは見ていた!】

 今春スタートしたバラエティ番組の中で、もっとも成功していると言っていいのがMrs.GREEN APPLEの冠番組「テレビ×ミセス」(TBS系)だ。

 メンバーがジャージを着て身体を張る昭和スタイルのコーナーに対しては当初、「やらなくていいのに」「見たくなかった」といった声が少なからずあがっていたものだ。

 「日本レコード大賞」を3年連続で受賞し、2月には「IFPI」(国際レコード産業連盟)から発表された「Top20 Global Artist Chart 2025」(全世界で最も売れたアーティストランキング)で日本から唯一上位にランクイン。J-POPの海外進出を新たに示唆したり、2026年度前期の連続テレビ小説「風、薫る」(NHK)の主題歌として新曲「風と町」をリリースしたりするなど、さらに国民的なアーティストとなった彼らが、バラエティまでやる必要はないというファンの想いも理解できなくはなかった。

 だが番組を見る限り、大森元貴を筆頭に、メンバーは実に楽しそう。旬の話題にも精通しているからこそ、ゲストとのやりとりが完璧で、リアクションやツッコミもできれば顔芸もできる。なんと大森は構成作家にも名を連ねているのだ。これは明石家さんまやダウンタウンの松本人志と同じく演者でありながら企画出しやゲスト案などにも関わっているということ。11日の「名曲×ミセス」では大森が手紙を出したことがきっかけとなり、森山直太朗とのコラボが実現し、テレビではなかなか聞くことができなかった「生きてることが辛いなら」が歌われた。

 2025年度前期の連続テレビ小説「あんぱん」での大森の好演のみならず、藤澤涼架の「日曜劇場 リブート」(TBS系)や、若井滉斗の「ハングルッ!ナビ」(Eテレ)など、3人3様の外部での活動経験がグループに持ち帰られ、さらにミセスを強くしているところ。アーティストとは思えぬ芸能界での交流も盛んで、嵐の二宮和也や中島健人、さらに18日放送のゲスト、M!LKの5人は大森の自宅に遊びに来たことがあるという。また8日の「あさイチ」(NHK)では3人のキャラを熟知する研ナオコからの長いコメントが寄せられた。

 1月から開始した“フェーズ3”に「テレビ×~」は確実に入っており、初回放送直後にXで世界トレンド1位を獲得するなど番組は今後もエンタメ界の中心となること間違いなし。“令和のスマスマ”(フジテレビ系「SMAP×SMAP」)となる可能性も秘めている。

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