たけし元妻、財産100億円ない 「ほぼ全て分与」など離婚報道の内容否定
タレントのビートたけし(72)と協議離婚した北野幹子さん(68)が18日、代理人弁護士名義でマスコミ各社にファクスを送り、たけしの財産が100億円ないし数百億円とする報道を否定した。また、たけしの資産のほぼ全てを幹子さんが分与されたという報道も否定した。
たけしの収入に対して、事業経費の支出、税金負担、生活費などがあることを説明し、「(膨大な)財産が現存するという事実はありません」と明言。また、財産の「『(ほぼ)全て』が『分与』されたという事実もございません」とした。
たけしは今月15日に出演したTBS系の情報番組「新・情報7DAYS ニュースキャスター」(土曜、後10・00)で「お金を取られたー」などと発言。所有していた高級車についても手放したことを冗談まじりに語っていた。
たけしは、同番組で自身に残った財産について「ない、家だけ。ないっていうってことはどっかに行ってるわけ。前の事務所かあっちか」とコメントしていたが、幹子さん側は、これについても「当方の認識とは全く異なります」ときっぱり。たけし側にもある程度の財産が残されていることを示唆した。
たけしの発言については「ジョーク・誇張表現」とバッサリ切り捨てていた。その上で「確たる根拠に基づかない憶測での報道や、武氏のジョーク・誇張表現を真に受けたような一方的な報道はお控えいただきますようお願い申し上げます」と各社に要請した。