１９５３年に放送開始したＮＨＫと日本テレビが２２日、テレビ放送６５年と来年のラグビーＷ杯を共に中継することを記念した両局コラボデーを実施した。ＮＨＫ「ＬＩＦＥ！～人生に捧げるコント～」では裏番組の日本テレビ系「嵐にしやがれ」と連携して放送。冒頭に全く同じシーンを流すなど、局の垣根を越えたコラボを展開し、驚かせた。

　午後９時。「ＬＩＦＥ」では内村光良扮する番組の人気キャラクター“ＮＨＫゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクター”三津谷寛治が『日テレの楽屋』という設定の畳の部屋で１人語りする場面からスタート。約１分この映像が続き、「嵐にしやがれ」では約３０秒のこの日の番組のＰＲ映像が流れた。

　「嵐－」の方が約３０秒早くはなったが、この後、三津谷が「嵐－」のスタジオで嵐のメンバー５人とトークするオープニングがスタート。ＮＨＫでも３０秒遅れで全く同じオープニングが流れるという画期的な試みとなった。

　その後、「嵐－」では三津谷が嵐と一緒に『ご飯のお供デスマッチ』に挑戦、「ＬＩＦＥ」では朝ドラ「半分、青い」のコントが、ヒロインの永野芽郁、相手役の佐藤健が出演して繰り広げられた。このコントの後には、嵐の櫻井翔、大野智がコントに参加した。

　ネット上では「同時に別の番組にうつってるー！すごい」「嵐にしやがれやってるのにＬＩＦＥにも櫻井くんと大野くん出てるの　冷静にすげぇ」「ふしぎ～」「コラボ面白すぎ」などと書き込みが殺到するなど大反響となっている。

　この日の両局コラボはＮＨＫの朝の看板ニュース番組「おはよう日本」と日テレ「ズームイン！！サタデー」から始まり、複数の番組で実施された。