侍J・佐藤輝「喜びと誇りを胸に」 坂本&森下と選出!石井含め球団史上最多4人 井端監督期待「間違いなく一番の飛距離」
今年3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に挑む野球日本代表・侍ジャパンの新たなメンバーが16日、発表され、阪神からは佐藤輝明内野手(26)と坂本誠志郎捕手(32)、森下翔太外野手(25)が選出された。すでに選ばれていた石井大智投手(28)を含め、球団史上最多の4人で世界一を目指す。佐藤輝は侍ジャパンの井端弘和監督(50)から圧倒的な長打力と外野も守れることに期待され、日の丸を背負うことになった。昨季のMVP男が日本の連覇の立役者となる。
サプライズではない。今の侍ジャパンに佐藤輝が選出されることは必然とも言える。昨季は40本塁打、102打点で2冠に輝き、MVPも受賞。連覇を目指す井端ジャパンで、ドジャースの大谷らと共闘することが正式に決定した。
「この度は日本代表に選んでいただき大変光栄です。日の丸を背負って夢の舞台であるWBCを戦える喜びと誇りを胸に自分の役割を全うし、全力で頑張ります」
直近では昨年3月のオランダ戦でトップチーム入りを果たし、国際大会の選出は23年のアジアチャンピオンシップ以来。背番号は、師匠でもある糸井SA(デイリースポーツ評論家)が現役時代に背負った「7」に決まった。日本代表ではユニホームも背番号も変わるが、求められる役割は同じだ。
井端監督はこの日、各選手の選出理由を説明。佐藤輝については大砲としての期待を寄せた。「日本の球界では間違いなく一番の飛距離を持つ選手。そこに確実性も加わってきて、一発、長打というところで期待しています」。今季から米大リーグに挑戦する、ブルージェイズの岡本やホワイトソックスの村上らと三塁の定位置を争う形になりそう。ここ一番での代打起用も考えられる。
加えて、昨季も27試合で守った外野での出番も可能性がある。指揮官は「プランの中では内野も外野も考えています」と明言。本職の外野手は5人の選出予定で、内外野を守れるということも強みの一つになる。ユーティリティーな大砲という唯一無二の存在となりそうだ。
井端監督は昨春キャンプ視察の時点で、高い能力を買っていた。40、50本塁打を打てる力があると認め、昨季は見事に実現。ただ、まだ伸びしろを感じている。「昨年以上を出せると思ってます。まだまだ発展途上の選手。40じゃなく50(本塁打)。もっともっと目指してほしい」。大きな期待が侍ジャパン選出にもつながった。
アメリカ代表はジャッジ(ヤンキース)をはじめ、昨季限りで現役引退のカーショーなどスター選手ぞろい。昨年末には「一流のプレーヤーと対戦できるのは楽しみ」とワクワクしていた。昨年3月にはドジャースのスネルから東京ドームでアーチを描き、日本中を驚かせた。次は世界へ。SATOの名を全世界に知らしめる。
◆国際大会球団史上最多選出 阪神勢はすでに代表入りが発表されていた石井に加えて坂本、佐藤輝、森下の4選手で国際主要大会では球団史上最多選出となった。これまでの阪神勢最多は3人で2008年・北京五輪での藤川球児、矢野燿大、新井貴浩。また、今回の球団別選出人数で阪神勢4人はソフトバンクの松本裕、牧原大、近藤、周東の4人と並ぶ最多。





