大阪桐蔭 桐蔭学園の壁3大会連続 後半36分逆転トライ許す 主将・手崎「優勝、したかったな」

 試合後、賞状を受け取り桐蔭学園フィフティーンに向かって深々と礼をする大阪桐蔭・手崎颯志(手前)=撮影・中田匡峻
 桐蔭学園に敗れ、肩を落とす大阪桐蔭フィフティーン(撮影・中田匡峻)
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 「全国高校ラグビー・準々決勝、桐蔭学園24-21大阪桐蔭」(5日、花園ラグビー場)

 3連覇の懸かる桐蔭学園(神奈川第1)と京都成章が決勝に進んだ。桐蔭学園は6度目の優勝が懸かり、京都成章は5大会ぶりの決勝進出で初の頂点を目指す。桐蔭学園は試合終了間際のトライで逆転し、大阪桐蔭(大阪第3)に24-21で競り勝った。京都成章は6トライを奪い、東福岡(福岡第1)に38-19で快勝した。決勝は7日午後2時にキックオフ予定。

 大阪桐蔭は7大会ぶりの決勝進出、そして2度目優勝へ、正規の試合時間を過ぎるまでリードを守っていた。

 しかし、後半28分でマイボールとした桐蔭学園のラストプレーは激しく、文字通りの波状攻撃を展開。受け止め、はね返し続けた大阪桐蔭だったが、最後は必死の防御が突破され、同36分、逆転トライを許した。

 泣き崩れるフィフティーンを、CTB手崎颯志主将(3年)は、笑顔でねぎらった。

 「つらいときこそ、笑え、と綾部(正史監督)先生にも言われてましたし、自分でもそれを続けてきたので、『最後も笑顔で』と思って」と手崎。

 それでも最後のシーンを振り返った時、「最後のプレーが終わるまで、みんなが体を張ってやり続けてくれた」と、あふれる涙をこらえることができなくなった。

 3大会連続で桐蔭学園に屈した。それでも、これほどの粘りに綾部監督は「こんなゲームができる、素敵な3年生ですよ。最後の最後まで出し切った」と賛辞を贈った。

 あと一歩、いやそれ以上にまで迫った大きな目標は、涙とともに夢と消えた。手崎は「楽しかった」と満足感を漂わせたが、最後、「優勝、したかったな」とぽつり、本当の気持ちが口を突いた。

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