ラグビー 京都成章5大会ぶり2度目の決勝進出
「全国高校ラグビー・準決勝、京都成章38-19東福岡」(5日、花園ラグビー場)
京都成章が東福岡を大差で下し、悲願の初優勝へあと1勝まで駒を進めた。
序盤は東福岡に押されていたが、LO土肥祐斗主将(3年)が「チームが焦っていたので、自分のトライで流れを引き寄せたかった」と奮起。
ゴール直前から球出し、を連発した末、ラックから土肥が右中間へ飛び込んで、先取点をもぎ取った。
そこからは前半、ほとんどの時間を相手陣地で進めて12-5で折り返すと、後半開始直後には敵陣40メートル付近からボールを受け取った高校日本代表候補のCTB森岡悠良(3年)が右の深い位置まで切り込んでいき、WTB篠-再び盛岡という素早いパス回しでトライ。
さらに4分後も森岡が起点となるプレーでトライを奪い、完全に主導権を握った。
3大会前の準決勝でも同カードで戦われており、その時は森岡の兄・蒼良(同大3年)が敗れていた。「リベンジする」の連絡に、「頼むわ」の返答。短いやりとりに思いが込められ「試合中もお兄ちゃんが頭をよぎった」と森岡。一戦ごとに一体感が高まるバックス陣の中心選手として、同校として5年ぶり2度目の決勝進出に貢献した。
左膝半月板損傷で試合に出られないFB笹岡空翔(3年)に代わって主将を務める土肥は、笹岡から「決勝行くぞ、やることをやり切って!」の言葉をもらい、体現した。初優勝へ「しんどいこと、コンタクトでも、タックルでもそれが僕のやるべきこと」と、笹岡の願いも背負って、60分間、戦い抜く。





