鍵山優真が2連覇!2大会連続五輪決定 佐藤駿が逆襲2位で初五輪確実 残る1枠は20歳、三浦佳生が3位死守で濃厚に

 「フィギュアスケート・全日本選手権」(20日、国立代々木競技場)

 男子フリーが行われ、22年北京五輪銀メダリストで、SP首位の鍵山優真(22)=オリエンタルバイオ・中京大=がフリー183・68点、合計287・95点で大会2連覇で2大会連続五輪代表に決定した。

 GPファイナル銀メダルですでに代表入りが濃厚な状況だった中で、勝って自力で切符をもぎとった。GPファイナル銅メダルで、SP5位だった佐藤駿(21)=エームサービス・明大=は大技4回転ルッツ含め3本の3回転を決める演技でフリー188・76点、合計276・75点で2位に入り、初の五輪代表入りが確実となった。

 実質残り1枠を巡る争いだったが、23年四大陸選手権優勝で、SP2位の三浦佳生(20)=オリエンタルバイオ・明大=が4回転ループも含め3本の4回転を決め、フリー165・53点、合計261・18点で3位を死守。代表入りが濃厚となった。

 3度の世界選手権出場を誇るベテラン、友野一希(27)=第一住建グループ=は、SP4位から逆転を狙ったが、ジャンプが乱れて得点を伸ばせず、フリー141・69点、合計229・74点は6位となり、代表入りは厳しくなった。22年GPファイナル銀メダリストの山本草太(25)=MIXI=は合計238・94点で5位に終わった。

 年齢制限のため五輪選考外の中田璃士(17)=TOKIOインカラミ=が合計248・65点で4位に入った。

 代表発表は21日の全競技終了後に行われる。

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