大橋悠依が400個メで日本新 女王ホッスーに肉薄「勝てそうだった」

 女子400メートル個人メドレーで4分22秒73の日本新記録で2位になった大橋悠依(左)
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 「競泳・W杯東京大会」(10日、東京辰巳国際水泳場)

 短水路(25メートルプール)で争われ、女子個人メドレー決勝は、大橋悠依(23)=イトマン東進=が自身の持つ日本記録を1秒30更新する4分22秒73をマークして2位に入った。世界女王のカティンカ・ホッスー(ハンガリー)が4分21秒91で優勝した。

 大橋が世界女王に肉薄した。バタフライでは先行を許したものの、続く背泳ぎでは首位に立ち、平泳ぎでもトップに立った。しかし、最後の自由形に勝負を懸けてきたホッスーに離され、0秒82差の2位でフィニッシュ。「自己ベストが出ると思っていたのでタイムを出せてうれしいが、あとちょっとで(ホッスーに)勝てそうだったのですごく悔しい」と苦笑いした。

 ターンの多い短水路は得意ではなかったが、脚力を中心とした筋力強化が徐々に結実しつつあり、「足のかかりはすごくいい。この1年でだいぶ成長した」と手応え十分。東京五輪に向けては長水路での勝負になるが、「しっかり練習を積んで(ホッスーに)五輪までには1回は勝っておきたい」と気合を入れた。

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