日本ハム期待の大砲・有薗 郷土の大先輩「長嶋茂雄賞」目指す 中学時代は「長嶋茂雄球場」で練習

 日本ハム・有薗直輝内野手(22)が28日、郷土の大先輩の功績をたたえて来季から新設される「長嶋茂雄賞」を受賞する選手への成長を誓った。

 高卒4年目の伸び盛り。今季は1軍で12試合に出場してプロ初安打、初打点を記録し、イースタン・リーグでは打率・306、19本塁打で2冠に輝いた。千葉県出身で強肩強打の三塁手という点は、長嶋さんと同じだ。

 さらに中学時代は佐倉シニアに所属。ミスターが生まれ育った佐倉市にある「長嶋茂雄記念岩名球場」でもよく練習していた。縁は深い。対面したことはないが、現役時代のプレー動画を見たという有薗は「やっぱりすごい。打撃も守備もすごくて肩も強い」と感嘆。「目指すところなのかな」とうなずいた。

 来季は新庄監督が郡司の開幕4番・三塁起用を明言。ただ、有薗はそこに待ったをかける開幕スタメンを諦めてはいない。「まずはレギュラーを目指して」と足元を見つめつつ、長嶋茂雄賞にも「いつか取りたい。頑張ります」と意欲。飛躍の先にある栄誉も目標に、勝負の5年目に向かう。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス