中央学院・谷晃明が公式戦初先発 初安打お預けも積極スイング 観戦の両親・谷佳知氏&亮子氏の前で初出塁の四球
「秋季高校野球千葉大会・1回戦、中央学院2-0千葉敬愛」(20日、柏の葉公園野球場)
巨人、オリックスで活躍した谷佳知氏(52)=デイリースポーツ評論家=と、柔道女子48キロ級で00年アテネ五輪、04年シドニー五輪金メダリストの亮子氏(50)の次男、中央学院・晃明内野手(1年)が「4番・左翼」で公式戦初先発を果たした。
応援に駆けつけた両親の前でノビノビとプレーした。第1打席のファーストストライクから積極的にスイング。初安打はお預けとなったが、2打席目には四球を選んだ。「緊張しましたけど、どの打順でもやろうと思っていたので、良い準備ができていた。良い形で初戦を突破できた」と柔らかい笑顔。相馬幸樹監督(45)は「1番打者タイプでミートがうまい。4番に『1番』を置いて試してみた」と明かした。
佳知氏は「堂々としていた」と愛息の姿を見つめ「段階を踏んで、徐々に強い選手になってくれれば」と期待。亮子氏も「入学した時は小さく見えたけど、体もしっかりしてきた。良い試合でした」と目を細めた。
小学校時代はアイスホッケーに打ち込み、日本一も経験。両親からは「自信を持って、明るく」と前向きな姿勢を教わってきた。「甲子園に行くことが目標」と晃明。夢舞台を目指し、第一歩を刻んだ。





