夏の甲子園 新たに15校が決定!春夏連覇目指す横浜、夏連覇かかる京都国際が聖地へ 市船橋は大逆転サヨナラで切符つかむ
第107回全国高校野球選手権の地方大会は27日、各地で行われ、新たに15校が夏の甲子園を決めた。
神奈川大会では春夏連覇を目指す横浜がライバル・東海大相模を逆転で下した。3点のビハインドを背負ったが、四回に奥村頼の2試合連発となる2ランなどで4点を奪い逆転に成功。以降も着実に得点を重ね、連覇への挑戦権を手にした。
大阪大会では東大阪大柏原が大阪桐蔭を延長タイブレークの末に破って14年ぶり2度目となる夏の甲子園出場が決定。元プロの土井健太監督は優勝決定直後、涙を流しインタビューで「やったぞー!!」と絶叫した。
京都大会では昨夏の甲子園覇者・京都国際が、八回に2点ビハインドを追いつき、九回に劇的なサヨナラ勝ち。史上7校目の夏連覇を目指し、聖地への切符をつかんだ。
群馬大会でも昨年のセンバツ王者でドラフト1位候補・石垣元気投手を擁する健大高崎が延長タイブレークの末、前橋育英にサヨナラ勝ち。石垣は同点の八回から救援登板し、最速155キロのストレートを軸に4回をパーフェクト投球。チームの劇的な勝利を呼び込んだ。
千葉大会は延長タイブレークの末、市船橋が3年ぶり7度目の出場を決めた。延長十回に4点を勝ち越された市船橋はその裏、押し出し四球、花嶋の適時二塁打で1点差に迫ると、松原が犠飛を放って同点。最後は2死満塁から川崎が中前適時打を放って激闘に終止符を打った。
甲子園出場を決めた高校は以下の通り。
【群馬大会】健大高崎(2年ぶり5度目)
【茨城大会】明秀学園日立(3年ぶり2度目)
【栃木大会】青藍泰斗(25年ぶり2度目)
【千葉大会】市船橋(3年ぶり7度目)
【埼玉大会】叡明(初出場)
【神奈川大会】横浜(3年ぶり21度目)
【石川大会】小松大谷(2年連続4度目)
【愛知大会】豊橋中央(初出場)
【京都大会】京都国際(2年連続4度目)
【大阪大会】東大阪大柏原(14年ぶり2度目)
【岡山大会】岡山学芸館(2年連続4度目)
【山口大会】高川学園(4年ぶり3度目)
【香川大会】尽誠学園(9年ぶり12度目)
【福岡大会】西日本短大付(2年連続8度目)
【長崎大会】創成館(3年連続5度目)





