選抜王者の横浜が神奈川を制す!11得点の猛打で東海大相模を圧倒 春夏連覇へ3年ぶり夏の甲子園へ

 「高校野球神奈川大会・決勝、横浜11-3東海大相模」(27日、横浜スタジアム)

 2年連続で決勝の舞台でぶつかり合った永遠のライバル。今年は春夏で甲子園連覇を目指す横浜が逆転勝利で、群雄割拠の神奈川を制した。

 超満員の横浜スタジアムで、試合は中盤から大きく動き出した。三回に東海大相模の3番・中村龍之介選手(3年)の先制3ランが飛び出したが、直後の四回。26日の準決勝で2打席連発アーチを放っていた4番・奥村頼人選手(3年)が2試合連発となる2ランを放った。

 さらに2死二塁から7番・江坂佳史選手(2年)が右翼線に落とす適時二塁打で同点とし、続く駒橋優樹選手(3年)の中前適時打で一気に逆転。さらに五回にも3点を追加し、八回には主将・阿部葉太選手(3年)に適時打が出るなど一挙4得点。センバツ王者としての強さを見せた。

 昨夏の神奈川大会決勝も同じマッチアップとなったが、横浜はあとアウト6個から逆転負けを喫した。悔しい思いをし、新チームとなってから秋を制し、今春のセンバツも公式戦20連勝で優勝をつかんだ。

 今夏も準々決勝の平塚学園戦では1点ビハインドの9回2死二、三塁からサヨナラ勝利し、準決勝の立花学園戦も逆転勝利で決勝まで駒を進めてきた。東海大相模に昨夏の借りを返し、3年ぶり21度目の優勝。甲子園春夏連覇への挑戦権を得た。

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