巨人・山崎 “地方の鬼”が被災地・石川を元気づける 28日広島戦先発
巨人・山崎伊織投手(26)が26日、先発予定の28日・広島戦(金沢)へ向けて川崎市内のジャイアンツ球場で行われた投手練習に参加。昨年1月の能登半島地震や同年9月の豪雨災害後で初となる石川県での1軍公式戦とあって、復興の一助となる快投を誓った。
両親が1995年の阪神・淡路大震災を経験したと明かした山崎。「大人の方にも子どもたちにも、良い試合を見て楽しかったと思ってもらえる1日にするために気持ちを入れていきたい」と被災者の心を動かす試合の実現へ、熱い思いを語った。
心強いデータもある。山崎は昨季、地方球場で5試合に登板して4勝1敗、防御率1・32と、まさに“地方の鬼”だ。「あまり意識はない」としながらも、被災地での登板へ「元気を与えられるように頑張りたい」と意気込みを示していた。





