巨人・岡本「左肘の筋損傷」長期離脱か 阿部監督「時間がかかるだろうという診断だったみたい」

 腕を押さえ顔をゆがめる岡本
 1回、中野(右)と交錯する岡本
2枚

 「巨人1-7阪神」(6日、東京ドーム)

 阪神戦での負の連鎖が止まらない…。巨人は開始早々に主砲の岡本和真内野手(28)を失うアクシデントの影響から序盤に失点を重ねて敗戦。88年の東京ドーム開業以降、本拠地で阪神に開幕から5連敗は初の屈辱となった。

 場内が騒然となったのは初回無死一塁の場面だ。中野の三塁前へのバントで三塁手・浦田の送球が走者寄りにそれ、捕球した岡本が中野と交錯して負傷交代。先発・井上は初回に2点を失うと二回は森下に2ランを被弾し、三回は自らの失策も絡んで2失点。3回8安打6失点でKOされた。

 岡本は都内の病院で検査を受け「左肘の筋損傷」と診断。阿部監督は「長期離脱になりかねない感じ。時間がかかるだろうという診断だったみたいなので」と説明した。

 岡本は広報を通じて「1日でも早く戻れるように頑張ります」とコメントを残した。首位陥落となり、主砲を欠いた戦いを強いられる状況も「いるメンバーで何とかやるしかないし。明日もし負けたとしても、シーズンが終わるわけじゃない」と阿部監督。悔しさを抑え、次へと視線を向けた。

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