巨人・浦田俊輔が岡本和真に謝罪 「自分のミスでこうなってしまったんで謝りました」 送球それて走者と交錯 長期離脱不可避

 「巨人1-7阪神」(6日、東京ドーム)

 巨人ドラフト2位の浦田俊輔内野手が試合後、岡本に謝罪していたことを明かした。

 初回無死一塁から、中野の犠打を捕球後、一塁に送球したが右方向にそれ、懸命に手を伸ばして捕球した岡本と打者走者が交錯して岡本は激しく転倒。痛みに表情をゆがめ、左肘を押さえてベンチに下がったが、再びグラウンドに戻ってくることはなく、都内の病院で左肘の筋損傷と診断され、長期離脱が避けられない見通しとなった。

 浦田は「自分のミスでこうなってしまったんで謝りました」と岡本に謝罪したことを明かし、岡本からはLINEで励ましのエールを送られたという。

 九回にプロ初安打となる二塁内野安打を放ったが、一塁上で記念の一打に笑顔はなかった。試合後には「率直にうれしいです。(記念球は)両親にあげます」と父親と兄が観戦する中でのプロ初安打を少しだけ喜んだが、自らのミスからチームの主砲である岡本が離脱することになっただけに「言葉に表しづらいですけど、頑張るしかないです」と悲壮感あふれる表情で話した。

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