元中日ブランコ氏が事故死 ドミニカ共和国のナイトクラブで天井崩落に巻き込まれる 09年・中日、13年DeNAで二冠王
ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで8日(日本時間9日)、ナイトクラブ「ジェットセット」の屋根が崩れ、少なくとも79人が死亡、155人が負傷した。地元メディアによると、犠牲者の中には中日などで活躍したトニ・ブランコ元選手も含まれている。ブランコ氏の年齢は、日本野球機構(NPB)によると44歳で、米大リーグ機構(MLB)によると43歳。
事故当時、クラブ内では人気歌手のコンサートが行われており、約300人が中にいたとみられる。突然屋根が崩落し、米大リーグの13球団でプレーして通算109セーブを挙げたオクタビオ・ドテル元投手らも死亡した。当局が崩落の原因を調べている。アビナデル大統領は事故を受け、3日間の服喪を宣言した。
2005年にナショナルズでメジャーデビューしたブランコ氏は09年に中日へ入団し、同年に本塁打王(39本)と打点王(110打点)に輝いた。DeNAに移籍した13年には打率・333で首位打者と打点王(136打点)のタイトルを獲得。その後はオリックスでもプレーした。





