巨人・坂本 史上最年少400二塁打 V犠飛含む3打点で連勝導いた!
「巨人5-4DeNA」(2日、東京ドーム)
主将が躍動した。五回には決勝の右犠飛を放つなど3打点。巨人・坂本がピンチに陥っていたチームを救った。新たな記録を打ち立てたのは同点の三回。1死一、二塁から左翼線に一時勝ち越しとなる適時二塁打を放った。史上最年少となる、32歳9カ月で通算400二塁打を達成した。
勝利を導いた偉業達成の一振り。「2000安打より達成者が少ないということで、すごい価値のあることかなと思う」と喜びを口にし「これからも一本一本さらに積み重ねていけるように頑張りたい」と力を込めた。
チームにとっても価値ある働きだった。この日は先発予定だった山口が、右肘の違和感で登板を回避。先発投手の駒が不足している中での緊急事態となったが、嫌な空気を一蹴し、7投手による継投を援護した。
苦しんだ9月を終え。10月は連勝スタート。首位・ヤクルトとの5ゲーム差は変わらないが「監督、コーチ、選手、裏方もまだまだ諦めてないんで」。力強く語った主将を中心に最後まで戦い抜く。
◆通算400二塁打 巨人の坂本内野手が2日のDeNA(22)戦の三回に京山から適時二塁打を放って達成。プロ野球14人目。32歳9カ月での到達で、33歳10カ月の榎本(ロッテ)と立浪(中日)を抜き史上最年少に。初二塁打は2008年4月1日の中日戦で中田から記録。