ヤクルト・高津監督 完封勝ちに「昨日、おとといと気分の晴れる2日間ではなかった」

 力投した小川(29)を祝福する高津監督(撮影・西岡正)
 ヒーローインタビューの後、ポーズをとる小川(撮影・西岡正)
 阪神に勝利し、ナインとタッチを交わす村上(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト1-0阪神」(15日、神宮球場)

 高津ヤクルトが、今季7度目の完封勝利。首位・阪神を撃破し、ゲーム差は2・5に縮まった。

 先発の小川が連敗を止めた。チームは引き分けを挟んで連敗中。昨夜は3点差を追いつかれ痛恨のドローだっただけに、エースの復調は大きな力となった。

 小川は4イニング連続で先頭打者の出塁を許すも、要所を締めた粘投で後続はピシャリ。七回終了時点で高津監督から「完投しろ」と声をかけられたというが、八回に2死満塁となったところで交代した。

 無念の途中降板も、試合後の高津監督は「イニングを追うごとにキレも出てきた」とし、「昨日、おとといと気分の晴れる2日間ではなかったので、本当はスカッと快勝するのが1番かと思っていました。まさか1-0で勝てるとは思っていなかったんですけど、僕以上に選手がしっかりグラウンドに立った証拠だと思います」と、選手たちをねぎらった。

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