ヤクルトVS広島で乱闘騒ぎ 青木が死球退場、一触即発「なにがもう一発や」

8回、直前の青木の死球をめぐって会沢と高津監督らがもみ合いになる(撮影・高石航平)
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 「ヤクルト-広島」(3日、神宮球場)

 ヤクルトの青木宣親外野手が八回、左足のふくらはぎに死球を受け、苦もんの表情。抱えられながらの途中交代となったが、その直後に両軍が飛び出す乱闘騒ぎとなり、責任審判から警告試合が言い渡された。

 ヤクルトの投手陣が打ち込まれ、苦しい展開となったこの日の試合。13-0と一方的な点差の八回、1死一塁から青木の打席だった。広島の菊池保の直球が左足のふくらはぎを直撃。大きく倒れ込み、青木は抱えられながら負傷交代となった。

 一触即発ムードとなったのはその直後だ。山田哲の打席で、広島側からヤジが飛んだ。これに森岡内野守備走塁コーチも「なにがもう一発や」と言いながら激高。広島ベンチから心ない声が飛んだとみられる。

 この騒動で、高津監督と佐々岡監督が即座に言葉を交わし、事情を確認。高津監督が選手たちをなだめながら、ゲームは再開されたが、一時試合は中断。小林球審から警告試合が宣告された。

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