日本高野連が4日、第92回選抜高校野球大会(19日開幕・甲子園)を無観客を前提に準備を進めていくと発表したことを受け、6年ぶり2度目出場の広島新庄も対応に追われた。学校は4日から休校となったが、部員は健康管理に注意を払いながら今後も練習を続けていく。ただ、予定していた練習試合は相手が休校となり、4試合とも中止になった。
田津直樹部長によると、部員60人全員が寮生活を送っており、帰省など寮からの外出を控えるとともに、寮内の消毒作業を行い、部員も1日3度の検温のほか、うがい手洗いを励行。外部感染を防ぐため、保護者にも寮への訪問を必要最低限にとどめるようにお願いしているという。