千葉市長、ロッテ新球場構想「建て替えありきで検討してない」ツイッターで再度説明

 千葉市の熊谷俊人市長が29日、ツイッターを更新し、新球場構想について「建て替えありきで検討しているわけではありません」と、改めて真意を説明した。

 熊谷市長は29日に行われた千葉県の財界で組織する「かもめ会」であいさつ。その際に、ZOZOマリンの大規模改修では予定の50億円を大幅に超える70~80億円かかることを明かし「(そうならば)新しい球場をどこかに建てた方がいいじゃないかという話が出て来る」と語っていた。

 この後、熊谷市長はツイッターで「大規模改修に関する話が趣旨が異なる形で記事になるかもしれないので正しい情報をここで紹介します」と切り出し、大規模改修を行っているZOZOマリンについて「50億円程度と見込んでいた金額以上に費用がかかる可能性があり、メンテナンス費用など長期的なライフサイクルコストを考慮すると建替えるということも十分研究して最善の選択を取るようにしたい、との発言をしました」と説明した。

 「建替え」というキーワードがインパクトがあったことから、注目が集まっているが「市民の税金で球場を維持運営している以上、最も費用対効果の高い手法は何かを検討することは重要であり、建て替えありきで検討しているわけではありません」と、建替えが基本方針ではないと説明。「記者の中には話題性を考慮してまるで建て替え構想があるかのように記事を書く可能性があるので、正確な現時点での考えを紹介しました」と、重ねて訴えていた。

 ZOZOマリンは90年2月に完工。92年からロッテが本拠地として使用している。

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