オリ“判定負け”監督の猛抗議も覆らず

 「ロッテ4-3オリックス」(7日、QVCマリンフィールド)

 今季4度目のサヨナラ負けはどこか納得できない敗戦となった。

 試合終了直後、オリックス・福良監督は秋村球審に説明を求めた。七回の本塁上のプレーについてだった。1死満塁で吉田一は中村への2球目を暴投。三塁走者の角中がヘッドスライディングで本塁へ突入するが、カバーに入った吉田一がタッチし一度はアウトの判定が下された。ところが、ロッテベンチの抗議を受けビデオ判定の結果「セーフ」に覆った。

 場内には説明がなく、コリジョンルールが適用されたものと思われたが、西本審判は「手が早く入っていたのでセーフ」と説明。

 その直後の一、三塁から中村の遊ゴロで一塁セーフの微妙な判定に福良監督は猛抗議したが、こちらは覆らなかった。「あれはないよ」という指揮官の嘆きがむなしく響いた。

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