ソフトB工藤監督 武田に“公開謝罪”

惜しくも完封勝利を逃し、悔しそうな表情で工藤監督(左)とタッチを交わす武田(撮影・持木克友)
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 「日本シリーズ・第1戦、ソフトバンク4-2ヤクルト」(24日、ヤフオクドーム)

 2年連続の日本一を目指すソフトバンクが、先発全員安打となる15安打の猛攻で快勝。投げては22歳の先発・武田がヤクルト打線を4安打2失点に抑え、球団史上最年少となる日本シリーズ開幕戦白星を挙げた。

 試合後の工藤監督は、最終回のマウンドが「武田君がどうしても行きたいとのことだった」と、武田の志願があっての続投だったことを明かした。

 その武田は、2死からの2ラン被弾で完封ならず。工藤監督は、続投させる際に「点を取られるなよ」と叱咤激励したといい、それが「プレッシャーになったかも」と反省し、大観衆前で「すいません!」と“公開謝罪”した。

 監督として初めての日本シリーズには「手に汗が出っぱなし。緊張して宙に舞っている感じだった」と感想。それでも「勝ててホッとしたのと同時に気を引き締めなければ」と第2戦以降を見つめた。

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