広島・九里 6回無失点 勝利投手の権利得て降板

 5回、エスコバー(左)を二ゴロに打ち取り、グラブを叩いて喜ぶ九里(撮影・高部洋祐)
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 「広島-ヤクルト」(8日、マツダスタジアム)

 先発した広島の九里亜蓮投手(29)が100球を投げ、6回3安打無失点。勝ち投手の権利を持って降板した。

 三回2死一、三塁のピンチを招くも山田哲の放った強烈な遊ゴロを田中広がダイビングキャッチ。バックの助けもあって無失点に切り抜けた。

 五回にも味方のエラーと2つの四球で1死満塁のピンチを背負ったが、雄平を空振り三振に斬るとエスコバーを二ゴロに抑えた。回を追うごとに制球が乱れたが、それでも変化球を軸に低めを丁寧につく粘り強い投球で要所を抑えた。

 なお、勝てば8月10日の中日戦以来となる3勝目となる。

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