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緒方監督怒り爆発「集中力がない」

試合後、険しい表情で引き揚げる緒方監督=神宮(撮影・吉澤敬太)
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 「ヤクルト6-0広島」(6日、神宮)

 これでは逆転優勝など夢のまた夢だ。広島がふがいなさすぎる惨敗に沈んだ。守ってはボークに3失策、打っては今季最少3安打に4併殺打で、今季13度目の零封負け。緒方孝市監督(46)は、精彩を欠いた試合内容に怒りを爆発させた。首位阪神が敗れたため5・5ゲーム差は変わらないが、3位巨人とは3・5ゲーム差に開いた。

 生温かい不快な雨が、いら立ちを増幅させた。拙守拙攻による惨敗劇。試合後、緒方監督は鯉党の罵声を浴びながらクラブハウスへと歩いた。ふがいない敗戦に、怒りを隠さなかった。

 「結局はミスだ。最初もそう。その後もそう。四球や2つの失策が絡んだ失点。負け試合ではずーっと言っているけれど、攻守にわたるミスが敗因になっている」

 失点の中身が許せなかった。

 二回は戸田がボークを犯し1死二塁とピンチを広げて、大引に先制の中前打を許した。

 五回1死一、二塁では、ミレッジの左線適時二塁打で二塁走者が生還、さらに中継に入った田中が二塁に悪送球し、一塁走者まで生還した。さらに1点を失い、0-4と劣勢に立たされた。

 六回はヒースが2死から山田に中前打を許し、すかさず二盗を決められた。石原の送球に対し、二塁ベースはがら空き(記録は石原の失策)。二塁手、遊撃手のカバーがなかった。降雨による17分の中断後、ヒースが乱れて2点を許し、試合を決められた。

 打線も13年8月7日・阪神戦(マツダ)以来の1試合4併殺打に沈んだ。二回の田中、三回の石原、五回の石原、六回の新井…すべて館山の前に遊ゴロ併殺打に倒れた。

 指揮官は「確かに打てなかった。でもゲッツーに関しては結果だから。それを怖がるとバットを振れなくなる」と切り出した。その上で「どういうふうに館山に向かって準備をしたのか。それを問いたい。バットを振らされたのか、(狙って)振った結果のゲッツーなのか」と続けた。

 指揮官が「勝負になる」と位置づけた阪神、ヤクルトとの連戦は、結局2勝3敗と負け越した。逆転優勝の機運が遠のいた。「集中力がない。そんなプレーはもういらない。どういう展開になろうが、これだけ応援してくれているのに。何回も同じミスをして…。もちろんオレの責任なんだけど」と、最後まで怒りは収まらなかった。

 左翼席を赤く染めた鯉党には申し訳なさしかない。ただ、自力優勝の可能性は残っている。あきらめずに戦うしかない。

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